80万円以上変わる!?「結婚式が安い時期」のパーフェクト回答と節約ポイントを紹介

80万円以上変わる!?「結婚式が安い時期」のパーフェクト回答と節約ポイントを紹介

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「結婚式費用が安くなりやすい時期っていつ?」

「お日柄も大事だけど、もし大幅に安くなるなら季節やタイミングを問わない!」

「”安い”って言ってもどれくらい変わるんだろう…?10万円とかだったらそんなに変わらないよね」

こんにちは!WEDDING bests編集部の上松です。

子育てでウエディングプロデューサー業は卒業しましたが、この記事を読んでくれるあなたの結婚式の助けになればと、専門家として最新のお得情報や業界の裏情報をお伝えしていきます!

さて、今これを読んでくださっているということは、あなたは結婚式が安く挙げられる時期について知りたいと思っていますよね?

今日は私が、時期やタイミングを選んでお得に結婚式を挙げるポイントを余すところなくお伝えします。

事実、結婚式には、「安い時期」「高い時期」というものがあります。1年を通して、結婚式費用の推移を表したグラフを作ってみました。

結婚式費用の推移を表したグラフ

このように、結婚式には年間を通して「安くなりやすい時期」と「高くなりやすい時期」があります。

なぜ安くなりやすいのか、ブライダル業界の仕組みの裏側を踏まえてお伝えします!

ただ、この「安い時期」に関しては、ここ10年で随分傾向が変わってきました。どうすれば最大限安く結婚式を挙げられるのか、最近の動向から分析していますので、ぜひ読んでみてくださいね。

WEDDING bests 編集部について

「一度だけの結婚式だからこそ、後悔をしてほしくない」そんな思いを胸に「満足でお得な結婚式」をサポートする「WEDDING bests」編集部。

ウェディングプロデューサーを始めとした業界のプロ・先輩花嫁が、あなたの悩みに寄り添うことを第一に考え、「このポイントを知っておかないと、きっと後悔するかも」という情報を客観的な視点から発信しています。

結婚式が安い時期は「会場が埋まりにくい時期」

結婚式が安い時期は「会場が埋まりにくい時期」

結婚式費用が安くなりやすい時期というのは、一言でいうと「会場が埋まりにくい時期」といえます。

結婚式を上げる人が少ない時期は、会場側としても価格を安くしてお客様を呼びたいわけですよね。

これはここ数十年変わらない傾向で、元プランナーとして断定できます。

では、結婚式会場が埋まりにくい時期とはぶっちゃけいつなのでしょうか?

もっとも安くなるのは「夏」「冬」

結婚式がもっとも安くなる時期は、ズバリ夏と冬です!

  • 暑さの厳しい7月・8月
  • 年始や厳しい寒さと重なる1月・2月

この時期はいわゆる結婚式のオフシーズンになります。

なるべく過ごしやすい季節を選びたい、という心理が働くため、日取りとして選ばれにくいことがあげられます。

夏の結婚式が埋まりにくい事情

7月と8月と言えば、最も気温が上がる暑い季節です。

昔は花嫁さんの白無垢や打掛、列席者の留袖など着物を着ることから、気温の高い時期に結婚式を挙げることは避けられていました。

また、湿度の高い日本の夏では、汗で花嫁さんのお化粧も崩れてしまいます。

今では、結婚式場やホテルなどすべてが室内で行うことができるため、夏の暑い季節に結婚式を挙げても快適に過ごせますが、昔からの名残りや、また夏休みなどで個々の予定が入りやすい時期であることから、結婚式を挙げる人が少ないシーズンです。

冬の結婚式が埋まりにくい事情

冬に関しても、最も寒い時期、特に雪が多く降る地域では結婚式を避ける傾向にあります。

気候と共に12月と1月が避けられる理由としては、年末年始の忙しい時期というのもあります。

12月は師走と呼ばれる一年でも最も慌ただしい時期ですし、1月は昔からお正月をはじめとして行事の多い月ですので、列席者に考慮する意味から、現代でも結婚式は避けることが多いのです。

オフシーズンはこれだけ安くなる!

結婚式が安くなるオフシーズン時期の中でも、8月と1月は最も安くなります。

結婚式がもっとも安くなる時期の実態調査

参照:ゼクシィ結婚トレンド調査 2018「挙式を実施した月」

これはゼクシィ結婚トレンド調査 2018 の「挙式を実施した月」の統計をグラフにしたものです。

最も結婚式が多い11月に比べて、8月は約3分の1、1月は約5分の1しか行われていないことが分かります。

1月と8月の結婚式場がどれほど空いているかよくわかりますね。

会場としてはこの時期にできるだけ結婚式を挙げてもらいたいので、人気のある11月の価格と比べたら、100万円近く安い金額に値引きする場合もあります。

会場費をまるごと引いたり、金額はそのままでワンランクアップのプランにしたり、大きな値引きが見込める可能性が高い時期です。

もちろん、会場の人気や立地、曜日によっても変わりますが、オフシーズンを選ぶだけで差額が出るなら、検討してみる価値はありそうですよね!

筆者の画像
ただ、この傾向はここ10年で変わってきています。確かに「安くなりやすい」けれど、式場側もそこまで躍起になってアピールする必要がなくなってきている面もあります。

昔よりもオフシーズンの結婚式が安くならないワケ

1月と8月はほかの月に比べて大きく差がありますが、12月と7月はそこまで大きくは変わりません。

これは昔に比べて、暑さや寒さといった気温による配慮をしなくてもすむからです。

挙式を上げるチャペルや神社が同じ建物の中にあって、屋外に出ることなく移動することができるため、ゲストも快適に過ごすことができます。

また、WEBで情報を集められるようになり、オフシーズンは安くなることが知られるようになったことも影響しています。

ずいぶん前からゼクシィなどのウェディング情報サイトで、季節やお日柄での割引について発信されていますよね。

今や多くの人が知っているため、あえてオフシーズンを選ぶカップルも増え、割引の幅も昔ほどではなくなっていると言われています。

オフシーズンの値引きを狙う時にはここに気をつけて!

「じゃあ、オフシーズンで大きく値引きしてもらうにはどうしたらいいの?」

オフシーズンに結婚式が安くなると知っていても、実際にこの時期に挙げる人はまだまだ少ないもの。

1月と8月に関しては安くなる可能が高いので、「時期を気にしないからとにかく安くしたい!」という人には狙い目です。

1万でも2万でも、少しでも大きく値引きをしてほしい!という人に、オフシーズンの値引きを最大限引き出すポイントを伝授します!

ポイントは

  • 1年以上前に予約しない
  • 特別な日だとしても伝えない
  • 月末を狙って契約する
  • 迷っているふりをする

ということ。

ここでは値引きをしてもらうポイントを詳しく説明していきましょう。

1年以上前に予約しない

たとえオフシーズンだったとしても、1年以上前に予約した場合はそれほど値引きされない可能性があります。

会場側からすれば、1年以上前に予約してくれる相手にわざわざ値引きする必要はありません。

安くなることを狙ってオフシーズンを選ぶ場合は、半年くらい前に交渉すると値引きが期待できます。

特別な日だとしても伝えない

2人の記念日や特別な日がたまたまオフシーズンだった場合、その事情は契約が完了するまで黙っておきましょう。

オフシーズンであるかは関係なく、その日に挙げたいのだと分かれば、会場はわざわざ値引きしてくれません。

挙式や披露宴で記念日の演出をしたい場合は、契約後の打ち合わせの段階で十分間に合います。

月末を狙って契約する

会場によって違うため、一概には言えませんが、月初よりも月末に契約した方が大幅な値引きが期待できます。

現実的な話、結婚式場にも営業ノルマがあります。

毎月目標があるわけですので、月末には少しでも売上げを上げたいという心理が働きます。

あと少しで目標達成となれば、値引きしてでも契約を取りたいですよね。

大きな値引きの場合、プランナー個人に裁量権はないので、上司の判断を仰ぐことになります。

月末で少しでも売り上げを増やしたい時には、上司へ値引きを通しやすくなるのです。

実際、私も現役プランナーの頃は、月末に駆け込みで契約できそうな時には、結構な額の値引きを上司に通していました。

契約は月末に狙いましょう。

迷っているふりをする

例え、本命の会場であっても、他と迷っているふりをしましょう。

「このお客さんはここで決める」と思ったら、会場側もなかなか値引きを渋ります。

しかし、ほかに候補があって迷っているのであれば、会場としては値引きやサービスで押すしかありません。

その時に「他の会場と迷っている」ことを肯定的に伝えるのがポイント。

「会場の雰囲気が一番好きなんだけど、予算オーバーなんだよね・・・」

「料理もサービスも素敵でここにしたいよね。でも金額がなぁ、困ったね」

プランナーも人間ですから、こんな風に言われたら、頑張って値引きしてあげたくなります。

プランナーを味方につけて、気持ちよく値引きしてもらいましょう。

季節ではないが「直近の結婚式」が一番安くなる!

季節ではないが「直近の結婚式」が一番安くなる!

「オフシーズンは私たちや家族・職場の人の意向があって狙えない」

「安くなりやすい時期と挙げたい時期がかぶらなかった」

「だけど、結婚式は安くしたい!」

こうした場合は、ぜひ直近の結婚式を検討してみてください。

結婚式場側はなるべく式場の空きを作らないように、直近でまだ埋まっていない日程を割安なプランとして設定しています。

筆者の画像
オフシーズンを狙う人が増えてきた中で、じつは直近の結婚式のほうが、おトク度が大きい可能性があります!

直前割に関しては、やはり会場を埋めたいので、思いきった割引をする場合があるようです。

例えば、直近の日程でお日柄があまりよくない、もしくは平日などの場合、会場費を全額値引きやプランのランクアップ、演出のサービスなど、総額100万円を超える値引きもあり得ます。

ハナユメ割のプラン例

画像引用:ハナユメ公式HP

これは半年以内の結婚式が大幅に安くなる「ハナユメ割」のプラン例です。ハナユメ割については下記の関連記事で詳しく解説しています!

話を戻すと値引きの交渉をする場合に覚えていてほしいポイントは、自社で運営しているサービスが値引きしやすいという点です。

まずは会場費、これはすでにあるものなので値引きしやすいですね。

ほかにはドレスショップを持っている会場であればドレスや小物代、フラワーショップが併設されている場合は装花について値引きしてもらえる可能性が高いです。

また、演出を自社で行っている大きなブライダル会社であれば、演出をサービスしてもらえる場合があります。

反対に値引きやサービスができないものは、ヘアメイクや写真・ビデオなどの外注のものです

結婚式打ち合わせは2~3ヵ月でも十分可能!

「直前の割安なプランはありがたいけれど、その分結婚式準備が十分にできないんじゃないの?」

「結婚式の準備って、そもそも1年くらい(短くても半年くらい)かかるイメージがあるなぁ」

いえいえ、そんなことはありませんよ。

じつは結婚式の本格的な打ち合わせや準備が始まるのは、結婚式の3〜4ヶ月前。

結婚式の招待状は、だいたい2〜3ヶ月前にもらっていませんか?

つまり、3ヶ月以内の直近の結婚式でも、招待客への案内を含めて、結婚式の準備は間に合うのです。

すでに両家・両家親族や友人へ結婚の報告がある程度終わっている場合、式場選びさえ効率よく行えば、招待状の時期を逃さず、準備を進めることができます。

お急ぎ婚や授かり婚の場合は、両家の顔合わせと式場探しを並行して行わなければなりませんが、早く結婚式を挙げたい気持ちと費用の節約の両方が叶う有効な手段とも言えます。

ハナユメの「ハナユメ割」なら直近の結婚式がオトクになる!

ハナユメのハナユメ割は、まさに直近の結婚式がオトクになるプランです。

3ヶ月以内、半年以内、などと明示はしていないものの、だいたい半年以内に結婚式を挙げるとかなりの額(最大100万円以上)でお得になります。

ハナユメ割の特徴は、各式場ページでハナユメ割の内容(割引金額)がはっきりと書かれてあること。Webサイトからも簡単に割引の内容を確認することができて、比較の目安になります。

ハナユメ割の検索結果画面

画像引用:ハナユメ公式HP

ハナユメキャンペーンに応募して特典GET!

マイナビウエディングの「直前オトクプラン」

マイナビウエディングでは、3ヶ月以内の結婚式を対象とした割引プランをサイト全体として設定しています。

特設ページからは、都道府県や挙式日を指定して検索することができますよ。

マイナビ直前割の検索結果画面

画像引用:マイナビウエディング公式HP

ゼクシィやハナユメも、同じように直前プランを用意している式場を掲載していますが、マイナビウエディングのようにサイト側で直前の割引プランを用意していないので、探しやすくはありません。

相談デスクで探してもらうか、ゼクシィやハナユメのそれぞれの式場ページで直前の割引プランを提示していればお願いできる、といった具合です。

もし3ヶ月以内の直近結婚式を検討してみるなら、最初にマイナビウエディングをチェックしてみましょう。

マイナビウエディングで特典GET!

ゼクシィはカウンター利用での「ゼクシィ花嫁割」が直近結婚式向け

直近の結婚式向けのプランが一番わかりにくいのがゼクシィです。

その時々でサイト上に組まれている特集ページを見るか、各式場ページで掲載している情報を確認するしかありません。

ゼクシィ側が主導で案内しているのが「ゼクシィ花嫁割」です。

ハナユメ割と同じような仕組みで、結婚式の希望日を早めると結婚式費用が安くなると謳っているもの。

ただし、ハナユメ割と違って、カウンター利用者限定のサービスのため、まずはハナユメ割を調べてみてからのほうが良いでしょう。

ゼクシィキャンペーンに応募して特典GET!

直近の結婚式を検討してみるなら

  1. マイナビウエディングの直前オトクプラン
  2. ハナユメの「ハナユメ割」
  3. ゼクシィの「ゼクシィ花嫁割」※カウンター利用者のみ

筆者の画像
ちなみに時期・タイミング以外に、ピンポイントで「安い日」もありますよ。

結婚式が安くなる日取りとは

結婚式が安くなる日取りとは

日本は「お日柄」を気にする文化なので、このお日柄(六輝)による「人気のある日」「避けられる日」があります。

つまりお日柄の悪い日は、式場が埋まりにくい=安くなりやすい日!

あえてこうした日を選んで割安に挙げるのも一つの方法です。

  • 六曜の仏滅・赤口
  • 不成就日
  • 十二直の「破」「除」「納/収」「閉」
  • 二十八宿の「箕」「心」「星」「翼」

六曜の仏滅・赤口

現在日本で最も有名な暦注がこの「六曜・六輝」です。これらのうち、割安になる暦は以下の2つ。

  • 仏滅:一日を通して凶
  • 赤口(しゃっく・しゃっこう):正午のみ吉であとは凶

1ヶ月に4〜5回は回ってくるので、結婚式の多い土日に重なった仏滅は式場が埋まりにくい=安いです。

赤口も正午のみ吉のため、避けられることが多い日です。

不成就日

何事も成就しない日、悪い結果だけを招く日と言われていて、物事を始めるのに適さない日と言われています。

結婚・引っ越し・契約・願い事などするのにふさわしくない日とされていて、たとえ六輝では大安の日であっても、不成就日であったら大安を打ち消してしまうとも言われています。

十二直の「破」「除」「納/収」「閉」

十二直は六輝・六曜と同じく、その日の吉凶を表すものです。

北斗七星の星の動きを吉凶判断に用いて12個の星で、その日のお日柄の良し悪しを示しています。

  • 破(やぶる):破(やぶる)の意味で、物事を突き破る日とされる。訴訟や談判事には吉。神仏の祭祀は凶、婚礼・お祝い事は大凶。
  • 除(のぞく):不浄をはらい取り除くという日。掃除・医師の治療・種まきは吉。婚礼・旅行・金貸しは凶。
  • 納・収(おさん):万物を納め入れることが吉とされ、買い物・新築などに吉。婚礼・見合い・葬式・移転・旅行には凶。
  • 閉(とず):諸事、閉止するという意味がある。金銭の収納・建墓・便所造り・壁やふすまの穴ふさぎに吉。旅行や開店、婚礼などのお祝い事はすべて凶で災いあり。

上記の「破」「除」「納/収」「閉」が婚礼には向かないとされています。

二十八宿の「箕」「心」「星」「翼」

二十八宿は、天球を西から東に不均等分割したもので、月が地球を一周する間に、通過する28個の星座を表していて、その28個の星でお日柄を表しています。

二十八宿の「箕」「心」「星」「翼」が婚礼にふさわしくない日とされています。

  • 箕(き):動土・造作・池掘り・仕入れ・集金・財産の収蔵に大吉。婚礼は大凶・葬式に凶。
  • 心(しん):神仏の祭祀・移転・旅行などに吉。婚礼・普請造作・建築・葬式は凶。
  • 星(せい):乗馬始め・便所改造・治療開始に吉。婚礼・種まき・葬儀は凶。
  • 翼(よく):耕作始め・植え替え・種まきに吉。高所作業・婚礼は凶。

筆者の画像
最近の傾向として、特に若い世代の人はお日柄を気にしなくなってきています。

今の20〜30代のカップルは、お日柄よりも自分たちの「記念日」を優先して、結婚式の日取りを決める傾向が強くなっているようです。

その親世代である40〜50代も、お日柄の感覚は昔よりも弱くなっているため、親に反対されることも少なくなっているように感じています。

とはいえ、まだまだお日柄を重要視している年配の方も少なくありません。

仏滅などのお日柄がよくない日取りにする場合、両親や親族の意見も聞いて検討してくださいね。

もう一歩の節約に!結婚式が安くなる曜日と時間帯

もう一歩の節約に!結婚式が安くなる曜日と時間帯

季節やお日柄だけでなく、曜日や時間帯によって、さらに安くできることがあります。

平日にはリーズナブルな価格のプランが設定されています。

また、人気のある土日祝日ですが、翌日が休みの土曜日が一番人気があるので、土曜日に比べると日曜日・祝日が安くなることがあります。

時間帯では、やはりお昼前後か夕方が人気があります。

それに対して、夕方に挙式、19時以降に披露宴のナイトプランは、昼間の挙式のプランに比べて低額であることが多いので、金額を抑えることができます。

キャンドルやイルミネーションでロマンチックでラグジュアリーな演出もできますので、おすすめですよ。

筆者の画像
結婚式を挙げる日・時期で費用を安くする方法をお伝えしてきましたが、ついでに結婚式の「内容」で節約するポイントをご紹介しておきますね。

ここはケチらない方が吉!失敗しがちな節約箇所

なんでもかんでも費用を抑えられれば良いのではなく、結婚式費用には

  • ケチっても良い項目
  • ケチってはダメな項目

の2つがあります。

ケチってはいけない項目

  • 料理・ドリンク
  • 引き出物
  • メインテーブルの装花

ケチってもOKな項目

  • 結婚式のスタイル(教会・神前・人前)
  • 衣装
  • 会場装花
  • ウェルカムボードなどのウエディングアイテム
  • 会場で映す写真やプロフィールムービー
  • プチギフト
  • リハーサルメイク

ここからは、元プランナーとして「こんな節約はダメ!」というポイントをお伝えします。

1.料理類・引き出物はケチらない!

基本的に、ゲストが楽しみにしているものはケチらないのがポイント。

料理や引き出物は、ゲストに直接関わる部分なので、ここでケチってしまうと結婚式への評価が下がります。

最近の結婚式は料理がゲストにとって楽しみの一つとなっていますので、料理や引出物で費用を抑えるのはおすすめしません。

2.ドレスや衣装の持ち込みは吉・凶が式場によって分かれる

会場指定のドレスで気に入ったものがない、着たいウェディングドレスのブランドがあるなどの場合は致し方ありませんが、持ち込み料が高いということがよくあります。

会場によって金額が違うので一概に持込みがNGとは言いませんが、持ち込みの予定がある場合は、契約時に確認しましょう。

契約前であれば、持込み料のディスカウント、うまくいけば持込料なしをサービスとしてつけてもらうことができるかもしれませんよ。

3.ペーパーアイテムは、外注がはるかに効率的

節約のため手作りにしようとしがちなペーパーアイテムですが、招待状、式次第、席次表、席次カード、ウェルカムボードなどたくさんあります。

実際自分で作ってみると結構難しかったり、デザインがイマイチになってしまったり、失敗することが多いものです。

慣れない作業で思っていたよりも時間を取られてしまい、時間がかかった割には出来が悪くて、外注にしておけばよかったと後悔するカップルを何組も見ました。

結婚式の準備はいろいろあって忙しいので、手間と仕上がりを考えたら外注にした方が効率的で時間的にも節約できます。

もし、手作りするなら、ウェルカムボードや席札だけなど、ピンポイントにしましょう。

お金をかけなくてもゲストが喜ぶ!おすすめ演出

お金をかけなくてもゲストが喜ぶ!おすすめ演出

では最後に、「あ、あの子ケチってる…!」なんて思われずに、ゲストに喜んでもらえるようなおすすめ演出をいくつかご紹介いたします!

ブーケトス

ブーケトスの演出

それほど費用がかからず、また盛り上がる演出のひとつがブーケトス。

花嫁さんが未婚の女性に向かってブーケを投げるというシンプルな演出ですが、投げる瞬間、受け取る瞬間に歓声が上がり、場が華やかになります。

花嫁さんのブーケを投げてもいいですが、トス用のブーケは5000円~1万円で準備できます。

未婚女性のゲストが多い場合は、小さめのブーケをいくつか用意するとにぎやかに楽しめますよ。

ラウンドフォト

ラウンドフォトの演出小物

いわゆる各卓記念撮影のことで、少し前まではキャンドルサービスやビッグシャンパンなどの演出で、各テーブルを回りながらゲストと記念撮影をしていましたが、写真撮影自体を演出にする形も増えています。

ラウンドフォトで回る際に、各テーブルに用意したおもしろメガネや髭などのパーティグッズを使ったり、ポーズを決めて撮るなどするだけで、かなり盛り上がります。

撮影した写真をゲストにプレゼントすれば喜ばれますし、ラウンドフォトはスナップ撮影のメニューに入っているので、特別な費用もかかりません。

席札メッセージ

席札メッセージの演出

ゲスト一人一人の席札にメッセージを書いておく演出。

一見地味に見えますが、席についた時に自分へのメッセージがあるとうれしいものです。

心を込めて書かれたメッセージを読んで、笑顔になったり、感動して涙をこぼすゲストやご家族の姿を目にします。

ペーパーアイテムは外注をおすすめしましたが、その分、手書きのメッセージを添えて、ゲストのみなさんに日頃の感謝を伝えるのもいいですね。

ファーストバイト

ファーストバイト演出

ウェディングケーキ入刀の後に、お互いにケーキを食べさせ合うファーストバイト。

新郎から新婦へは「一生食べ物に困らせない」、新婦から新郎へは「美味しい手料理を作ります」という意味を込められています。

大きなスプーンでケーキを大きくすくって新郎に食べさせたり、両家の両親にもファーストバイトをしてもらう演出は定番ですね。

両親以外にも、おじいちゃんやおばあちゃんに食べてもらったり、2人を結んだキューピッドの友人、親友などに「あーん」と大きな口を開けてファーストバイトしてもらえば、楽しい雰囲気になります。

さいごに

どうでしたか?

この記事を読む前には

「できれば安い時期に挙げられれば良いな」

「安いのが優先!その分少々簡素でも仕方ないか…」

と思っていた人も、「うん!安い時期・タイミングでも問題なく結婚式を挙げられそう!」と思っていただけたのではないでしょうか?

筆者の画像
・結婚式が最も安くなるオフシーズンは8月と1月
・直近になればなるほど、オフシーズンと同じくらい安くなる
・直近を狙うなら「ハナユメ割」などを上手に活用する
・人気のシーズンもよくないお日柄や平日、夜を選ぶと安くなる
・値引きしてもらいたい時は肯定的に「迷ったふり」でプランナーを味方につける

結婚式費用の大幅な節約ポイントとして、参考にしていただけると嬉しいです!

以上、WEDDING bests編集部の上松でした。またお会いしましょう!

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WEDDING bests編集部

業界のプロとして、お得&満足な結婚式を叶えてもらうために、役立つ知識だけを徹底的に分かりやすく紹介していきます。

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