「ハナユメ割って本当にお得になるの?」
「利用したいけど、簡単に大きな割引ができるなんて、怪しくない?」
「そんな100万円単位で割引って、見せかけだけじゃないの?本当だったら超嬉しいけど…!」
こんにちは!WEDDING bests編集部の上松です。
子育てでウエディングプロデューサー業は卒業しましたが、この記事を読んでくれるあなたの結婚式の助けになればと、専門家として最新のお得情報や業界の裏情報をお伝えしていきます!
さて、ハナユメ割が気になっているものの、半信半疑で今あれこれ調べていている人もいるのでは?
そもそもそれは何?という人のためにサッと説明しておくと、ハナユメ割は、結婚式場紹介サイトのハナユメがウリにしている結婚式費用の割引のこと。
2023年6月現在、なんと最大で208万円の割引を設定している式場もありました!
大幅に割引のあるハナユメ割ですが、スマ婚などの外部委託でなく、式場そのものが用意しているプランなので、結婚式当日の質が大きく下がる、ということもありません。
ハナユメ割は、Webで割引額を簡単に確認できるところもポイントです。
このように各式場の掲載ページで「ハナユメ割」の内容がわかります。
ここまで読むと、「ハナユメ割ってもしかしてすごいかも?」と思ってきたのではないでしょうか?
ただ安いだけじゃなくて、コスパ抜群の結婚式を挙げたい人には絶対おすすめのハナユメ割。仕組みや利用方法などをわかりやすく解説します。
WEDDING bests 編集部について

「一度だけの結婚式だからこそ、後悔をしてほしくない」そんな思いを胸に「満足でお得な結婚式」をサポートする「WEDDING bests」編集部。
ウェディングプロデューサーを始めとした業界のプロ・先輩花嫁が、あなたの悩みに寄り添うことを第一に考え、「このポイントを知っておかないと、きっと後悔するかも」という情報を客観的な視点から発信しています。
ハナユメ割ってどういうもの?
まずは、ハナユメ割の仕組みを、ウエディング業界事情も踏まえてお伝えします。
なんでそんなに安くなる?割引できる裏事情
ハナユメ割は、端的に言えば、結婚式の契約が入りにくい時期・日程に限定した割安なプランのことです。

このように、各式場のハナユメ割は、時期ごとに割引額が異なっています。
これを見て、ピンとくる人もいるかもしれませんね。
一般的に、結婚式場を決めるのは挙式の8〜10ヶ月前というカップルが多いです。
つまり業界的には、半年先までの契約が埋まっていないと「この枠はもうなかなか埋まりにくいだろうな」となるわけです。
でも、式場の空きがあると儲けが出ないため、式場側としては「どうせこのまま埋まらないより、安くしてでも契約してほしい」と思うのが本当のところでしょう。
だから、数十万〜100万円単位での割引ができるのです。ホテルや旅行の直前割とも仕組みが似ていますね。
また、旅行に人気のシーズンや特定の日にちがあるように、結婚式にも人気の時期・日程とそうでない時期・日程があります。
一般的には、春・秋の過ごしやすい季節、土日、大安・一粒万倍日などのお日柄の良い日に予約が集中する傾向にあります。

式場が埋まりにくい時期や日程
- ゲストが過ごしにくい夏・冬
- ゲストが参加しにくい平日
- 仏滅、赤口、不成就日などお日柄の悪い日
- 終了時刻が遅くなる夕方以降の結婚式
ハナユメでは、半年以外に限定せず、こうした式場が埋まりにくいと予想される時期・日程も、ハナユメ割りとして式場側に設定してもらっています。
半年以内でも結婚式準備は間に合う!
先ほど、結婚式場を決めるのは挙式の8〜10ヶ月前というカップルが多いとお伝えしましたが、実際に本格的な結婚式準備が始まるのは、挙式の3〜4ヶ月前。
打ち合わせや招待状の準備などもこの時期から始まるので、挙式半年前の式場決定でも十分間に合うのです。
むしろ、あまりに挙式までの期間が空いてしまうと、モチベーションが落ちてしまったり、中だるみしてしまったりすることもあります。
もちろん、希望通りの日にちを押さえるには早めの式場決定が吉ですが、そこまで日取りにこだわらないのであれば、お得感のある決め方を優先してもいいですよね。
「ハナユメを利用すると逆に高くなる」という噂はウソ
確かに、ハナユメも企業が行う事業ですから、式場側から広告料をもらって、ハナユメに掲載してもらっています。
「その広告費が、契約時ハナユメ利用者にそっと上乗せされる」なんて噂をたまに耳にしますが…、それはありません。
先ほどもあったように、式場側は「式場の空きを埋めたい」と思っていますから、多少広告費はかかったとしても、その分式場が埋まるなら十分すぎるくらい元が取れます。
お互いwin-winの関係に成り立っていて、私たちはコスパの良いプランで結婚式を挙げられるというわけですね。
最大208万円割引になった事例も…!
一体ハナユメ割の最高額はどれくらいなのだろう…と思い、隅々まで調べてみると、発見しました!
なんと208万円お得になるハナユメ割です。「最大229万円OFF」との併記もあるため、時期によっては208万円以上の割引が公表されるタイミングがあるかもしれませんね。
ハナユメ割の適用事例
では、ハナユメ割を使った時の実際の事例をいくつか見てみましょう。
関東の「ウェディングスホテル・ベルクラシック東京」の事例です。
平均見積りは60名規模で289万円。ハナユメ割を利用すると、77万円が割引されて総額211万円での見積りとなります。
同時に、ランクアップ特典として「ドリンク特典」と記載されています。この内容が気になりますが、77万円もの金額が割引になるのは嬉しいですね。
こちらは、関西の「ザ・ガーデンオリエンタル大阪」です。
60名規模での平均見積り262万円のところ、ハナユメ割を利用すると、100万円が割引されて総額162万円での見積りとなります。
このハナユメ割は、直近2019年6〜8月の結婚式が対象(記事公開時2019年4月)とのことなので、100万円単位で大幅に割引されています。
こんな費用が割引対象に!
ハナユメ割では、次のような項目が割引対象になっているようです。
- 新郎新婦のドレス、タキシード
- メイク、衣装着付け、介添え料
- 料理、フリードリンク、ケーキ
- メイン、ゲストテーブルの装花
- 写真、動画撮影のカメラマン代
- 司会、音響、プロフィールムービー演出
- 招待状、席次表、席札の印刷代
- その他無料特典の付与
業界事情で少し補足しておくと、式場側が外注をしないで自社で賄っているものは値段交渉を受けやすいです。
例えば、自社でドレスショップを持っていればウエディング衣装が割引しやすい、花屋を外注せずに自社で持っているならば装花が値引きしやすい、といった具合です。
ちなみに、ハナユメ割を最大限に利用するためには、見積り時にどんな項目にハナユメ割がきくのかを確認しておくのもポイントです。
例えば、プロフィールムービーは頑張って自作しようと思っているのに、そこに割引がついていては無駄ですよね。
他の項目で調整してもらえないかなども交渉手段の一つです。
デメリットはないけど、注意点は3つ
では、ハナユメ割を使うと損することはあるのでしょうか?
実は私もハナユメ割を利用して結婚式を挙げましたが、大きなデメリットは見当たりませんでした。
これから式場探しをするカップルにはぜひ利用してほしいのですが、3点だけ注意しておいてほしいことがあります。
- ハナユメ割の注意点(1)急がない結婚式では使えない
- ハナユメ割の注意点(2)東北・四国・中国エリアでは対象外の会場がほとんど
- ハナユメ割の注意点(3)会場によって割引が違う
それぞれ少し補足しながら説明していきますね。
ハナユメ割の注意点(1)急がない結婚式では割引はあまり充実していない
ハナユメ割の仕組みの章でもお伝えしたように、ハナユメ割は結婚式場の空きを埋めるために設定された割安なプランのこと。
そのため、例えば1年以上も先の結婚式は、式場側にとってまだまだ埋まる可能性のある枠なので、割引も効きにくくなります。
ハナユメ割の注意点(2)東北・四国・中国エリアは対象外
そもそもハナユメの対応エリアは、関東・東海・関西・九州と、国内・国外リゾートのみ。
東北・四国・中国エリアの式場はハナユメに掲載されていないため、必然的にハナユメ割も使えません。
サイト名 | ハナユメ | ゼクシィ | マイナビウエディング | ぐるなびウエディング |
---|---|---|---|---|
式場掲載エリア | 東北・中国・四国以外 | 全国 | 東北・中国・四国以外 | 四国以外 |
ちなみに、マイナビウエディングも同様に東北・中国・四国エリアは未対応のため、この地域のカップルはゼクシィを使って式場探しをしましょう。
ハナユメ割の注意点(3)式場によって割引が違う
「この式場、素敵!」と一目惚れした式場があっても、ハナユメ割の割引が満足でない場合もあります。
式場によってハナユメ割の内容は異なりますし、同じ式場でも時期によって割引額は異なります。
ハナユメ割に満足できない場合には、一度同じ式場のゼクシィやマイナビウエディングに掲載されているプランもチェックしてみてください!
また、併せて注意して欲しいのが、ハナユメ割の「〇〇万円お得!」という赤文字にとらわれ過ぎないということです。
一見、上と下のハナユメ割では「89万円お得!」と記載されているほうの割引額が多くてお得に見えますが、実はそもそも平均見積りに20万円ほど差があります。
そのため、結果的には両方とも総額は209万円で、お得度はそんなに変わりません。
式場と式場の比較の際にも同じことが言えます。
「〇〇万円お得!」の額だけを基準に選んでも、そもそも平均見積りが高い式場ならば予算オーバーかもしれませんよね。
結果どれくらいハナユメ割でお得になるのかは、フェア参加・式場見学をして最初の見積りを出してもらってから。
その段階でお得なのかどうかをよく検討しましょう。
ハナユメ割の超簡単な探し方
では、実際に、2人にぴったりの式場・ハナユメ割を探してみましょう。驚くほど簡単に探せますよ。
STEP 1:エリアを絞る
まずは、探したい式場のエリアを絞りましょう。
今回は、大阪府の結婚式場を条件として検索しました。
STEP 2:好みの式場イメージを選ぶ
エリアが絞れたら、挙げたい結婚式のイメージに近い写真を選びます。
STEP3:気になる式場を選ぶ
すると、エリアとイメージの合致した式場がリストアップされます。
検索条件はさらに追加することができるので、すでに人数や予算などがおおよそ決まっている場合には絞り込みも便利です。
その中から、気になる式場をタップして式場紹介ページを開いてみましょう。
STEP4:ハナユメ割のマークをタップしよう!
式場紹介ページの上部に、「ハナユメ割」のマークがあります。
それをタップすると、ハナユメ割の内容が確認できます。
ちなみに、ハナユメは、ウエディングデスクでもWebサイトでも同じ割引内容を掲載・紹介しています。
「相談に行って初めて割引内容がわかる」というよりも透明性がありますし、どれくらいの割引がされるのかおおよその見当をつけて実際の見積りを見ることができるので、安心感もありますね。
キャンペーンと併用して結婚式をもっとお得にしよう!
ハナユメ割は、結婚式費用を大幅に節約するのにオススメの方法!ということはすでにお分かりいただけたと思います。
でも、ハナユメのキャンペーンを利用すれば、もっとお得に式場探しができますよ。
現在実施中のハナユメ 式場探しキャンペーンはこの記事をチェック!

【6/30更新】ハナユメのキャンペーンでは3.8万円分の電子マネー&クーポンがもらえる!一目でわかる内容・条件まとめ
「ハナユメのキャンペーンってどんな条件なの?難しかったりしないかな…」 「ハナユメとかゼクシィとかいろいろキャンペーンがあるけれど...
ハナユメでは、ウエディングデスクから式場予約をしてもらった場合にも、キャンペーンに応募できます。
ハナユメはデスクを利用してもキャンペーン対象!デスクは利用すべし!
ウエディングデスクに相談に行ったついでに、気に入った式場はその場でフェア・式場見学予約してもらいましょう。
他方ゼクシィで応募対象となるのは、Webサイトorアプリから自分でフェア・式場見学予約した場合のみ。
キャンペーンに応募したければ、相談カウンターに行った後に、自分でフェア・式場見学予約をしなければなりません。
こうした細かな利便性がハナユメの人気の一つの理由かもしれませんね。

まとめ
ここまでの解説で、ハナユメ割が信頼できる割引であることがわかっていただけたでしょうか…!
結婚式場探しをするなら、結婚式場紹介サイトを利用するのがオススメ。
以上、結婚式費用が超お得になる「ハナユメ割」について上松がお伝えしました。
ではまた、お会いしましょう!
