「試食付きのブライダルフェアって何?」
「料金はかかるの?」
「行った方がいいの?何が役立つの?」
ブライダルフェアを探していると「無料試食付き」「フルコース食べ比べ」など、試食ができるフェアがたくさんありますよね。
気になるけど、行った方がいいのか、どの試食がおすすめなのかよく分からなくなってしまって、予約する前に迷ってしまっていませんか?
こんにちは、WEDDING bests編集部の北です。
ホテルのウェディングプランナーとして勤務していた経験を活かし、今も子育てしながら、ブライダルに関する情報発信をしています。
ブライダルフェアでの試食とは、結婚式と同じお料理を味見できるイベントのこと。
会場選びの基準にしてもらうため、結婚式場側が、無料または低価格で試食させてくれるんです。
結婚式をしたカップルの約9割が参加し、そのうち約8割が役に立ったと答えているほど、ニーズの高いイベントです。
そんな人気の試食ですが、ワンプレートからフルコースまで種類があり、料金や内容も様々。
特徴を知って、目的にあった試食を選ぶことで、会場選びの参考になるだけでなく、楽しみながら準備を進められるようにもなるんですよ!
この記事では、試食の種類や料金などの特徴をまとめ、フェアを選ぶコツや、試食会でチェックしたい項目など、予約の時に役立つポイントも紹介しています。
試食会に予約する前に読んでいただくと、自分たちの目的にあった試食会を選ぶことができますよ!

目次
試食できるブライダルフェアとは?:結婚式のお料理を味見できるイベント
ブライダルフェアで行われる試食とは、結婚式のお料理を味見できるイベントのことです。
自慢のお料理を味わって会場選びの参考にしてほしい!という会場の思いから、無料、もしくは低料金で参加できることがほとんど。
試食できる内容は、おすすめメニューをワンプレートにまとめたものから、通常の半分の量で食べられるハーフコース、当日と全く同じフルコースなど、会場によって様々です。
会場を決める前に試食できるので、ブライダルフェアの中でも人気のコンテンツです。
ゲストへのおもてなしを大切にするカップルが主流となり、お料理への期待度は高まるばかり。
お味はもちろん、アレルギー対応や、コースの組み替えなど、柔軟な対応をしてくれるかどうかも、試食の際にチェックするカップルが増えています。
会場を決めたあとに、料理のコースを決めるための試食会もある
結婚式を申し込んだ「成約者」向けには、当日ゲストにお出しするコースを選ぶための試食会が開かれます。
半額から全額程度の有料ですが、検討中のコースを食べ比べたり、シェフと打ち合わせたりして、納得いくまでコース選びができるため、こちらも多くのカップルが参加しています。
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しかも、試食なら、フルコース試食、ハーフコース試食など、食べられるお料理の内容によって細かく絞り込めるので、希望のフェアを探しやすいんです。
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ブライダルフェアの試食には、約9割のカップルが参加
試食できるブライダルフェアに参加した人は、全体の約9割というデータがあります。
ゼクシィ結婚トレンド調査2019では、参加したブライダルフェアの内容を聞くと、「試食」が92.7%でもっとも多く、ついで「会場見学」89.3%、「模擬挙式」35.5%となっています。
しかも、役立ったブライダルフェアの内容として一番多かったのは、「試食」で、その数なんと79.5%!
多くのカップルが参加し、結婚準備に役立ったと答えているんですね。
その理由は、お料理をおもてなしのひとつとして重視しているカップルが多いからだと感じます。
私もプランナー時代、自分のお客様には「お料理は食べてみるのがいちばんだよ!」と試食会を案内していて、ほとんどの方が参加してくださいました。
実際に食べてみると、好みに合うのか、ゲストへ十分な対応をしてもらえそうか、実感できるのが一番の魅力なんだと思います。
試食付きブライダルフェアのメリットは3つ!
試食ができるブライダルフェアに参加すると、見逃せないメリットが3つもあるんです。
- メリット(1)お料理の味を確認できる
- メリット(2)結婚式場選びの決め手になる
- メリット(3)結婚準備のモチベーションがあがる
詳しくご紹介していきますね。
メリット(1)お料理の味を確認できる
どの結婚式場も「おいしいお料理」を準備しているのは大前提ですが、実際に食べてみると「好みに合うかどうか」「ゲストが喜んでくれそうか」が、見えてきます。
シェフの個性が感じられる創作料理、伝統を生かした優しい味付けなど、会場によって得意なテイストは違いますよね。
試食して、自分たちの結婚式に合うお料理かどうか、確認してみましょう。
メリット(2)結婚式場選びの決め手になる
ゲストにお料理を楽しんでもらうには、気持ちよく食事を楽しんでもらえるかもチェックしたいポイント。
アレルギー対応ができる、季節によって献立が変わる、心配りの行き届いたサービスを受けられるなど、味や量以外も「おもてなし」の大切な要素です。
お料理を楽しむ時間を体験することで、実感を持って会場選びを進めることができます。
メリット(3)結婚準備のモチベーションがあがる
おいしいお料理をいただくと、自然と笑顔になりませんか?
ふたりで感想をシェアしながら、楽しそうに試食されるカップルをたくさん見てきました。
チェックリストを片手に会場選びをするだけでは、ちょっと疲れてしまいますよね。
楽しいコンテンツも体験することで、結婚式への実感が高まり、より前向きな気持ちで準備できるようになると感じます。
デート気分で、ぜひ気軽に試食してみてくださいね。
ブライダルフェアの試食は5種類!試食できる量や内容が違う!
「試食」とひとことで言っても、体験できる内容は様々。
食べられるお料理の内容や量で、次の5つに分かれているので、予約の際に確認してみましょう。
- 試食その1:ワンプレート
- 試食その2:メイン料理のみ
- 試食その3:ハーフコース
- 試食その4:フルコース
- 試食その5:デザート、スイーツのみ
- 試食番外編:ランチプレゼント
試食その1:ワンプレート
数品のお料理を、少しずつワンプレートに盛り付けたものです。試食にあまり時間がかからず、前菜からメインまで、ちょっとずつ味わえるので、長時間になりがちなブライダルフェアでも、効率よく味見をすることができます。

試食その2:メイン料理のみ
人気のあるお料理を一品チョイスし、そのプレートだけを試食するものです。
A5ランク和牛やオマール海老のような、高級食材を使ったメイン料理がセレクトされるので、特別感たっぷり。
実際と同じボリューム、盛り付けをチェックすることができ、それほど時間がかからないのも魅力。
コース全体のバランスをチェックしたい場合には不向きです。
試食その3:ハーフコース
フルコースの量を減らして、コース形式で提供されるものです。
コースから数品抜き出して提供する場合と、一皿のボリュームを半分に減らして、全品を提供する場合があります。
コース形式で、全体のバランスをチェックしたい方にオススメです。
試食その4:フルコース
実際の婚礼料理と、全く同じコースが試食できます。
会場によっては、2つのコースを食べ比べできることもあります。
味や盛り付け、コースの構成やボリュームもしっかり確認したい方におすすめ。
食事するのに1時間から1時間半程度の時間がかかるため、同じ日に会場見学やお見積り相談も入れていると、かなり長時間になることも。

試食その5:デザート、スイーツのみ
ウェディングケーキや、デザートビュッフェで提供されるスイーツを味わえるものです。
ただ、ウェディングにおけるスイーツは、見た目のデザインが重視される傾向にあります。
ブライダルフェアでは、味の確認をしてもらうためというより、長時間のフェアでちょっと一息入れてもらうためという意味合いが大きいかもしれませんね。

試食番外編:ランチプレゼント
試食の番外編が、併設のレストランなどで食べられる「ランチ」をプレゼントしてくれるもの。
ホテルや高級レストランでの、優雅なランチタイムを楽しめます。
注意点は、結婚式で提供するお料理とは、食材も原価も違うこと。婚礼料理のお味の参考にはなりにくいことを、知っておきましょう!
ブライダルフェアの試食の流れと所要時間
ブライダルフェアで試食するなら、どのタイミングでお料理が出てくるのでしょうか?
一般的な流れをご紹介しますね。
STEP1.ヒアリング
STEP 2.会場見学
STEP 3.試食
STEP 4.お見積もり
プランナーによるアンケート記入やヒアリングのあと、チャペルや披露宴会場を見学し、その後試食となることが多いです。
試食している間に希望条件に合わせた見積りを作成してもらい、食後に説明を受けて終了という流れです。
かかる時間の目安は、次の通り。
ハーフコース・フルコース:トータルで3時間から4時間程度
コース料理だと、食事だけで1時間くらいかかるので、所要時間は長めになります。
次の予定があるなら、予約時にスケジュールを確認しておきましょう。
試食会でチェックしたい6つのポイント
お料理を試食いただくと、みなさん「楽しかった!」と喜んでくださるのですが、「結局、美味しかったこと以外あんまり覚えてないんです」なんておっしゃることも。
貴重な試食の機会なので、次の6つのポイントを意識してチェックすると、後からとても役に立ちますよ!
ポイント1:お料理の味
まずは、味そのものチェック。ゲストの顔ぶれを思い浮かべてみましょう。
グルメな上司が喜びそうなお味でしょうか。高齢の親族でも安心して食べられそうでしょうか。
また、どのランクのコースを試食したのか聞いておくと、見積もりの目安にもなります。
ポイント2:お料理の温度
熱いものは温かいまま、冷たいものは冷たいまま、適温でサービスされるのが一番大切な配慮です。
キッチンの場所は、会場から離れすぎていませんか?同時に何組もの結婚式は行われていませんか?
例えば、会場併設のオープンキッチンがあっても、パフォーマンスや盛り付けだけに使う会場もあります。試食の時に、実際に見てみましょう。
ポイント3:アレルギー対応
アレルギーをお持ちのゲストは、年々増えています。
多いのは、甲殻類や果物のアレルギー。
どのようなお品に変更されるのか、招待状で希望を聞くことができるか、当日急な申し出に対応できるかどうかなど、聞いておきましょう。
ポイント4:お料理のペース
披露宴のプログラムを予定通り進めつつ、程よい間隔でお料理が出されるのが理想のペース。
そのためには、キッチンと会場内スタッフがしっかり連携していることが大切ですが、これってすごくレベルの高いスキルなんです。
入退場やスピーチ、映像上映のタイミングではお食事の手が止まるので、合間をぬってお料理をサーブし、花嫁の手紙の前に無理なくお料理を出し終えていれば、最高です。
ブライダルフェアでも気持ち良いペースでお食事ができる会場なら、当日も安心です。
ポイント5:メニューのアレンジ
複数あるお料理コースを組み替えたり、オリジナル食材を使用したりすることができるか聞いてみましょう。
メイン料理だけランクアップするなど、柔軟にメニューの組み替えができると、予算的にもとても助かります。
また、出身地にちなんだ食材を使用するなど、オリジナルの対応ができるとふたりらしいおもてなしも可能に。
お料理による演出にこだわってみたい場合は、聞いてみるとよいですね。
ポイント5:サービススタッフの対応
ゲストに接するスタッフの対応も、結婚式の雰囲気を大きく左右します。
お料理の説明をさり気なくしてくれる、食事のペースに合わせてお皿を下げてくれるなど、心遣いが感じられる会場なら気持ちよく過ごせます。
また、サービスレベルが出やすいのが、カトラリーやグラス。ぴかぴかに磨かれていたら安心です。
結局、どの試食会に参加したらいい?選び方のコツ3選
試食会にいくつかタイプがあることはわかったけど、結局、どれに行ったらいいの?と迷ってしまう方、ぜひこちらを読んでみてください。
自分たちが、試食会で体験したいこと、確認したいことに合わせて、試食会を選ぶと、ハズレがありません。
やりたいこと | おすすめの試食 |
---|---|
| ワンプレート・メインのみ |
| ハーフコース |
| フルコース |
会場見学の合間にサクッとお味見したい、ランチの代わりになればいいな、という動機なら、「ワンプレート」「メインのみ」など、ボリュームの少なめな試食をおすすめします。
逆に、盛り付けやサービスの雰囲気もある程度体験してみたいなら、しっかり席について試食するハーフコースがおすすめ。
ハーフコース程度なら、料金も無料か低価格で体験できます。
そして、ある程度費用がかかってもいいから、しっかりお料理をチェックしたいなら フルコースがおすすめ。味はもちろん、どのような構成になっているか、味付けのバランスは取れているかなど、幅広くチェックできます。
試食会に参加するとき、気をつけたいこと
試食会に参加するにあたって、よく聞かれる疑問点や、気をつけたいことを、Q&A方式でまとめました。
試食は有料?無料?
A:有料と無料のものがあります。
会場を決定する前の試食会は、無料のことがほとんどですが、会場や内容によって有料のこともあります。
ある程度ボリュームのあるハーフコースやフルコースでは、有料のことが多いです。
有料といっても、定価の半額から1,000円前後と、あまり負担のない金額に設定されていることがほとんど。
予約時に確認してみましょう。
試食目当てで参加してもいい?
A:節度を守って参加すれば、大丈夫です。
普段食べられないお料理が、無料や割安な料金で試食できるのなら、ぜひ行ってみたいと思う方もいらっしゃいますよね。
結婚式場探しに協力的でなかった彼が、「試食があるよ」と誘ったら来てくれた。そんなこともありますので、ブライダルフェアに参加するきかっけにするなら「アリ」ではないでしょうか。
ただし、まったく興味のない会場に試食のためだけに参加するのは、ちょっと考えもの。
実は、多くのカップルを接客しているプランナーには、試食だけを目当てにしたお客様はわかってしまいます。
節度を守って参加してもらえると、嬉しいですね。
親や友人との参加はOK?
A:はい、大丈夫です!
幅広い世代のゲストを招待する結婚式なので、親や友人など、立場が違う方からの感想は、とても参考になります。
一緒に参加してもらうなら、相手の負担にならないよう、会場見学やお見積もりなど試食以外のコンテンツにも同席してもらうかどうか、話し合っておくよいですね。
どんな服装で行けばいいの?
A:記念日デートくらいの、きれいめスタイル
ブライダルフェアにどんな服装で行けばいいのか、悩む方は多いですよね。予約のお電話で、ドレスコードについて聞かれたこともあります。
基本は「記念日デート」くらいの、きれいめスタイルがおすすめです。
女性なら、ワンピースに羽織りものをプラス。男性なら、襟のあるシャツにきれいめのパンツ、というスタイルでしょうか。
あまり気負う必要はありませんが、ある程度整えておけば、会場内で浮かないので安心してすごせますよ。
WEDDING bestsの下記記事でも、ブライダルフェアにぴったりの服装についてご紹介しています!
アレルギーを伝えてもいいの?
A:はい、お伝えください!
試食会といえども、食べられないものが出てしまっては、残念な思いをすることに。
多くの会場では、予約時にアレルギーについて確認してくれるはずですが、自分からも聞いて大丈夫。
逆に、当日もアレルギーにどんな対応をしてくれるのか、体験することもできますね。
お料理の写真を撮ってもいい?
A:はい!写真があると、後から見返すのに楽ですよ
試食ができるフェアに何箇所も参加していると、だんだん記憶があいまいになってしまうこともあります。
帰宅して、ふたりで落ち着いて相談するためにも、記録として写真を撮っておくと安心です。
先輩カップルの試食の感想は?

先輩カップルの試食の感想は?
実際に、試食会に参加したカップルの感想をリサーチしてみました。
見た目と美味しさが両立!
「見た目の華やかさと、美味しさの両立がバッチリで思った通り大満足でした。美味しかったです。
お料理だけは!こだわって!最優先で!ゲストに満足いただける、喜んでいただけるものにしたいな?と、改めて思いました!」
和食ベースでゲストが喜びそう!
「お箸で食べれて、老若男女にウケが良い和風ベースのお食事でした。
料理ものすごく美味しかったです。ゲストの方々喜んでくれること間違いなしです」
まとめ
試食のできるブライダルフェアには、会場選びにとっても役立つイベント。
これから会場を検討するカップルは、ぜひとも、参加してみてほしいです。
ブライダルフェアの試食について、まとめるとこちら!

・試食できるブライダルフェアには9割のカップルが参加
・試食で食べられるお料理は、ワンプレートやコースなど5種類
・無料が多いけど、有料(でも割安)のこともある
・「味の確認」「会場選びの決め手」「準備のモチベーションアップ」というメリットがある
・試食では味、温度、アレルギー、提供ペース、メニューのアレンジ、スタッフの対応の6つをチェック!
・短時間で味見したいなら、ワンプレートやメイン料理のみの試食がおすすめ
・お料理をじっくりチェックしたいなら、ハーフコースやフルコースがおすすめ
ぜひ、楽しく試食会に参加し、おふたりの希望にあった会場を探し出せるよう、応援しています!