「ブライダルフェアに行くことになったけど、何を着ていったらいいの?」
「彼はいつもジーンズ派だけど、カジュアルな格好でも大丈夫かな…」
「せっかくのブライダルフェア、心置きなく楽しみたい!」
こんにちは!WEDDING bests編集部の上松です。
子育てでウエディングプロデューサー業は卒業しましたが、この記事を読んでくれるあなたの結婚式の助けになればと、専門家として最新のお得情報や業界の裏情報、豆知識などをお伝えしていきます。
結婚式場を決める大切なステップのひとつに、ブライダルフェアへの参加がありますよね。

撮影会場:ハナユメ主催「ブラフェス」
式場を見学したり、本番さながらの模擬挙式や試食会、さらにはドレスを試着したりと、結婚式が具体的にイメージできる貴重な機会です。
すでに予約を入れている人は、ワクワクしているのではないでしょうか。
でも、ブライダルフェアにどんな服装で行けばいいのか、不安に思っている人も多いのでは。ジーンズにスニーカーでも大丈夫? 披露宴くらいドレスアップしないとダメ?など、気になる人もいるでしょう。
そこで今回は、ブライダルフェアにおすすめの服装や持ち物について、元プランナーの立場からざっくばらんにお伝えしていきます。


ブライダルフェアとは何するところ?当日の流れから注意すべきポイントまで具体的に教えます!
「ブライダルフェアってよく聞くけれど、行ったほうがいいの?」 「ブライダルフェア当日ってどんなことをするんだろう。どんな服装で行け...
ブライダルフェアで、基本的に「NGな服装はない」ので安心して!
ブライダルフェアにドレスコードがあるか否かは、一番知りたいところではないでしょうか。
結論から言うと、一部のブライダルフェアを除いて、特にNGな服装はありません。
ちなみに、一部のブライダルフェアというのは、模擬挙式や模擬披露宴、高級なレストランで行われるブライダルフェアのことを指します。このような場合は、稀にドレスコードを設けていることがあるので、事前にチェックしておくと安心です。
それ以外のブライダルフェアでは、極端に言えば、何を着ていっても構いません。
ちょっとビックリしましたか? 実際、スタッフの立場からお伝えすると、どんな服装でお越しいただいても問題ないのです。カジュアルな服装でも、もちろん歓迎します。
じゃあ、何を着ていけばいいの?という方、次のポイントを押さえておけば問題ないですよ!
イメージは「記念日デート」くらいのキレイめスタイル
いくらドレスコードがないからといって、仮にも結婚式を想定したブライダルフェア。たとえば、ダメージジーンズやジャージの上下、愛らしいキャラクターが大きく描かれたパーカなどは、ちょっと避けたいものです。
かといって、結婚式の披露宴に参列するときほど、ドレスアップする必要はありません。
目安としては、「記念日のデート」くらいがピッタリだと思います。お互いの誕生日や付き合い始めた記念日などのデートに、いつもよりちょっとだけオシャレして出かけるとき、あなたならどんな洋服で行きますか?
そう仮定すると、選びやすいのではないでしょうか。
とはいえ、やはり迷ってしまうという人へ、次の章から具体的な服装のポイントをお伝えしていきますね。
目次
ブライダルフェアにおすすめの服装:女性編
- ワンピース+ジャケット、カーディガン
- シャツ+スカート
- ジャケット+パンツ
女性の場合、一番のおすすめは、ワンピースにジャケットをあわせたスタイル。
ワンピースは、上下をコーディネートする手間がなく、手軽にキチンとスタイルが作れるのでおすすめです。その際、あまり丈の短すぎるものは避けたほうがベター。膝丈か少し長いくらいのものを選びましょう。
ジャケット、もしくはカーディガンをあわせれば、フェミニンなお嬢様スタイルの出来上がりです。ちょうどいいワンピースがない場合は、シャツとスカートを合わせたスタイルでもOK。
パンツスタイルももちろん構いませんが、できればジーンズは避けたほうがいいでしょう。たとえジャケットをあわせたとしても、カジュアル感は否めません。
オフィスカジュアルくらいのカッチリ感があれば、どんなブライダルフェアでも浮かないので安心してくださいね。
彼の実家にお邪魔する気持ちで洋服を選ぶ
先程、記念日デートのイメージで…とお伝えしましたが、もうひとつイメージしやすいのが「彼の実家に招かれたとき」の服装です。
清潔感があって、相手に好印象を与えられそうな服装であれば、色や柄はどんなものでも問題ないと思いますよ。
夏は露出量に気をつけて
服装で気をつけたいのは、季節によって注意したいポイントがあるということ。
夏は、気候的にどうしても露出が多くなりがちですが、ブライダルフェアの場にキャミソールやタンクトップ、ホットパンツなどは避けたほうがいいでしょう。
また、会場は空調がよく効いていることが多く、長時間過ごしていると肌寒く感じることも多々あります。そのため、一枚羽織れるジャケットやカーディガンなどを用意しておくと安心です。
冬は着込みすぎないのがコツ
冬は冷えるからといって厚着しがちですが、会場内はしっかり暖まっているため、インナーを着込みすぎていると汗が止まらない…という事態に!
反対に、ガーデンチャペルなどを見学する際は一気に冷えるので、屋内外を行き来しても対応しやすいようなアウターを選んで、温度調節するのがコツです。
バッグは大きめが◎
服装以外のポイントとしては、バッグは大きめがおすすめという点。ブライダルフェアでは、いろいろな資料やパンフレット、見積書などの書類を持って帰るため、たくさん荷物が入るタイプのバッグであれば困ることがありません。
できれば、肩から下げられるタイプのものだと、両手が使えて便利です。
写真もたくさん撮ることになると思いますので、バッグの中にはカメラも忘れずに!
歩きやすい靴が一番!
もうひとつのポイントは、靴です。ブライダルフェアでは、意外に歩き回ることが多いため、履き慣れない靴だと疲れてしまうかも。少し低めのヒールやフラットシューズが楽だと思いますよ。
もちろん、普段からハイヒールを履いている人は、ヒールのある靴で問題ありません。あくまでも、履き慣れた靴をチョイスしてくださいね。
試着をするブライダルフェアのポイント3つ
ここまで、一般的なブライダルフェアにピッタリの女性の服装をご紹介してきました。
じつは、ブライダルフェアの中には、試着会が行われるものもあります。
ここからは、特に試着があるブライダルフェアにおすすめの服装をお伝えしていきます。
- 着脱しやすい服装を意識する
- アクセサリーは小ぶりなものがベスト
- 意外に盲点!下着にも注意
着脱しやすい服装を意識する
試着会というくらいなので、何着も気になるドレスを試着します。そうなると、洋服を脱いだり着たりを繰り返すため、着脱しにくい洋服は避けたほうが良いでしょう。
後ろにファスナーがあるものや体にピッタリとフィットして脱ぎづらいものは、試着会には不向きです。また、何枚も重ね着していると、着替えに時間がかかってしまいます。できれば、ワンピースや前にボタンがあるタイプのシャツなどがおすすめです。
靴に関しても同様で、紐靴やロングブーツなどは、脱ぐのに時間がかかってしまうので避けたほうが無難です。
アクセサリーは小ぶりなものがベスト
ブライダルフェアにNGというアクセサリーは特にありませんが、試着会がある場合は、あまり大ぶりのピアスやイヤリング、ネックレスをしていると、着替えの際もたついてしまうかも。ドレスに引っかかってしまう可能性もあるので、小さめのアクセサリーの方が着替えがスムーズでしょう。
また、これは個人的な意見ですが、パール系のアクセサリーをつけていると、ウエディングドレスとの相性が良く、結婚式のイメージが湧きやすいかもしれません。もし手持ちにあるのであれば、パールをつけていくのもいいと思いますよ。
意外に盲点!下着にも注意
試着会がある場合に限っては、下着にも少し気をつけておくと良いでしょう。
ウエディングドレスは、肩周りが大きく空いたデザインが主流です。会場によっては、ドレス用の下着を貸してもらえることもありますが、多くの場合は自分の下着の上にドレスを試着するので、肩紐がないタイプの下着、そして透けないベージュ系の色のものをつけていくとスムーズです。
また、ドレスにあわせて高いヒール靴を借りることがあるので、あらかじめストッキングを履いていくか、1枚持参するようにしましょう。

ブライダルフェアにおすすめの服装:男性編
- ジャケット+襟付きシャツ
- シャツ+チノパン、スラックス
- ジャケット+キレイめなカジュアルトップス
男性の場合は、ジャケットに襟付きのシャツを選んでおけば、ほぼ間違いはないでしょう。
ジャケットを羽織らない場合は、アイロンがキチンとかかった襟付きのシャツにチノパンやスラックスでOK。
反対に、インナーがTシャツなどの少しカジュアルなものでも、しっかりしたジャケットを羽織ればキチンと感が出ます。
いつもよりも少しだけ気合を入れてオシャレすれば、結婚式への意識もぐんとアップすること間違いなしです。
「彼女の服装に合わせる」ことを意識すると、ブライダルフェアという場だけではなく、二人にとって想い出のデートのひとつにもなります。
仕事帰りはスーツもOK
平日夜に行われるブライダルフェアに参加する場合は、仕事場から直接向かうことになるでしょう。その場合は、ビジネススーツのままで問題ありません。
ただし、普段からスーツを着ない職業の場合は、ジャケットやシャツに着替えておきましょう。
男性も着替えやすいシャツや清潔感のある髪型を意識すると◎
試着会があるブライダルフェアに参加する場合、女性だけでなく男性もタキシードを試着する場合があります。
そのため、ニットやカットソーなどの被り物よりも、前開きのシャツの方がスムーズです。また、ヘアスタイルやヒゲなどにも少し気をつけて、清潔感のある身だしなみを意識しておくといいと思いますよ。
足元も気を抜かない
休日はサンダルやスリッポンタイプを愛用している男性も多いと思いますが、ブライダルフェアにはおすすめできません。
やはり、革靴がベストです。場合によっては、レザータイプのスニーカーなどでもいいかもしれません。あくまでも「キチンと感」を大切に。
トートバッグ&カメラ持参で、女性の負担を軽減すると株もアップ!
女性の服装の部分で大きめのバッグをおすすめしましたが、女性は何かとメモをとったり、資料を読み込んだり、写真を撮ったりと忙しいもの。そこで、男性が荷物を引き受けたり、カメラマンに徹したりすることで、女性は式場や演出などに専念できます。
普段はあまり大きなバッグを持つ機会がないかもしれませんが、ブライダルフェアではぜひトートバッグなどを持っていき、積極的に資料などを持つようにすると、二人の関係もより良いものになるのではないでしょうか!
ハッピーな気持ちでブライダルフェアを楽しむために、最低限のマナーを心がけよう
今回は、ブライダルフェアの服装についてお伝えしてきました。
一番避けたいのは、いざブライダルフェアに行ってみて「場違いな服装をしてきちゃった」「明らかに浮いている…」という、居心地の悪い思いをすること。
せっかく、憧れの結婚式を挙げるために、ブライダルフェアでいろいろな情報を入手しようと出かけるのですから、やはりハッピーな気分で過ごしてほしいのが私たちの本音です。
念頭に置きたいのは、会場で浮いたり悪目立ちしない、ブライダルフェアに適した服装。そして、動きやすく下見に集中できるような服装です。
あまり難しく考える必要はありませんので、いつものデートよりも気合を入れるくらいの気持ちで臨んでみてはいかがでしょうか。
そしてじつは、スタッフ側からすると、ブライダルフェアに参加されるカップルの洋服や雰囲気を見て、なんとなくの好みを想像し、プランを描いていきます。
ブライダルフェア用に洋服を新調するのももちろん構いませんが、あくまでも自分らしい服装で、とお伝えしておきたいです。ぜひ、ブライダルフェアのひとときを楽しんでくださいね。
今回の記事をまとめると…

・ブライダルフェアは、「記念日デート」を目安に服装をチョイスすればOK!
・試着会に参加するときは、アクセサリーや下着にも気をつけると◎!
・二人が楽しんで参加できることが一番!
今回の記事で、ブライダルフェアがよりワクワクするものになればとても嬉しいです。
それでは、またお会いしましょう。WEDDING bests編集部の上松でした!